2015-08-01

休暇を取って考えたこと。家族のこと、自分の今後のことなど。

先週から今週にかけてまとめて有給休暇を取り、バンコクから日本に一時帰国。少しゆっくりすることが出来た。

社内研修、健康診断、運転免許更新といくつかやることがあり、のんびりというまでには行かなかったが、そんな中でも母親含めて小旅行にも行くことが出来たのは良かった。3年前に父親を亡くしたこともあるが、やはり限られた時間でも親孝行はきちんとしておきたいし、そいういうことをするたびに、家族や祖先に対する感謝の気持ちを持つことが出来る。

ところで休暇を取って、定期的に日常から距離を置く時間を取ることは重要だと思う。家族との時間を取れるのはもちろん、自分や自分を取り巻く環境を俯瞰的または異なる角度から眺める良い機会になる。

例えばバンコクの駐在生活というのは期間がほぼ決まっており、最大でも3年。この3年で何をするか?3年終わった先に何をしたいか?ということはある程度こちらでの生活が慣れてきた今くらいのタイミングできちんと考えておきたいテーマである。

おそらく、それを考えるためには会社の事業戦略や方向性と、個人的な目標なりやりたいことの両方から考えた方がいい。やはり会社にいる以上、会社の枠組みの中で働くことになるわけで、会社の方向性をきちんと押さえて、自分なりの戦略を立てておきたい。ちなみに会社の事業戦略や方向性を理解するための一番の近道は、経営層と直接会話することだろう。やはり生の声に勝る情報はない。

また、所属する会社にとらわれず外部の意見を取り入れることも必要だろう。例えば、自分の例で言うと、転職市場の動向や東南アジアやインドでの業務経験がマーケット的にどの程度価値があるのか、といった情報を転職エージェント等から仕入れるようなこと。
現在の会社に大きな不満がなくても、いざというときに転職できるだけのエンプロイアビリティを高めておくことは、ストレスの少ない生活、お金に困らない生活をするために非常に重要なポイントだ。

また、家族(奥さんや子供)が駐在期間が終わった後にどうするのかについても考えておきたい。例えば、駐在員の切実な問題として子供の教育がある。日本に帰国した後もインターナショナルスクールで育った子供の例を何人か聞いているが、成長過程で日本語をどの程度習得できるか?はやはり教育によって大きく異なる。最悪のケース、日本語も英語も中途半端になってしまうケースがある。
ことばというものは、やはり高度な思考をする上で不可欠なものなので、言語習得が不完全だとその後の脳の発達に影響があるように思う。理想は「日本語も英語もペラペラ」だけど、子供の成長度合いや適性を見て、どいういう教育を受けさせるか慎重に決めたほうがいいだろう。

ちなみに、日本のインターナショナルスクールは、授業料が高い上に、先生の態度がデカイという話を聞いているため、あまりいい印象はない。まぁ日本に帰国するとなったら普通に公立に行かせる気がするけど。


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上記のようなことも考えたいと思いつつ、実は今回の帰省ではもう少しとりとめのないことを考えていた。いわゆる「しあわせ」って何なのか?ということ。人それぞれだし、答えのない問いだけど、結局みんな「しあわせ」の最大化を目指して生きているわけだし。答えが出ないながらも、細く長く考えていきたい…


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